課題名 | 甲殻類種苗の発生形質の解析(34) |
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課題番号 | 1996005680 |
研究機関名 |
養殖研究所(養殖研) |
研究分担 |
繁殖生理・発生生理研 |
研究期間 | 完H05~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 十脚目のクルマエビ下目、コエビ下目等の幼生発生における基準形質の探索ではボタンエビを主な材料として、初期幼生の摂餌器官である口部付属肢と摂餌行動を重点に前年度までの結果と比較しつつ調べた。その結果、付属肢の形態と初期成長パターンは互いに密接に関連していることが示された。これまでの成果を総合すると、十脚目の全体での幼生基準形質の評価基準として、これまで注目されなかった大顎等の摂餌器官も安定していること、またズワイガニ類においては、より微細な構造において種レベルの判別が可能である例が示された。今後の基準形質としてはこれらも十分に加味検討されるべきであると思われる。 |
カテゴリ | 評価基準 ぼたん |