黒潮周辺海域における低次生物生産機構の解明(40)

課題名 黒潮周辺海域における低次生物生産機構の解明(40)
課題番号 1996005231
研究機関名 中央水産研究所(中央水研)
研究分担 海洋生産・低次生産研
研究期間 継H06~H10
年度 1996
摘要 7年度は6月上旬と下旬に関東~東海沖における黒潮内側域、フロント域、黒潮および外側域ならびに10月に黒潮域でメソ動物プランクトンの現存量と組成の調査を行い、6年度に得られた結果と比較した。7年6月の内側域およびフロント域では、とりわけ植食性雑食性のCalanoidaの現存量の減少に伴い、6年同時期の夜光虫を除く現存量水準の40~20%程度で、現存量の経年的な変動が大きいことがうかがえた。一方、外側域では、7年6月の現存量ならびに組成は前年の冬~夏季とほとんど差が無く、メソ動物プランクトン群集構造が極めて安定している可能性が示された。黒潮域のメソ動物プランクトンの現存量密度水準は6年の5~6月に内側域で観察された水準に匹敵した10月以外では、6~7年を通じて概ね外側域と同水準であった。黒潮およびその周辺海域における動物プランクトンの組成および現存量水準の季節変動や経年変動の幅を明らかにし、その変動のメカニズムを解明するため、8年は4月と9月、さらに1月に調査を行い、データならびに知見の蓄積につとめる。
カテゴリ 管理技術 季節変動

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