課題名 | 深根性植物利用による傾斜地農地の保全(12) |
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課題番号 | 1996002830 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
地域基盤・環境管理研 |
研究期間 | 完H03~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 急傾斜畑や休耕地の保全を目的に、深い直根を有する作物を作付け、根の更新に伴う下層土への有機物富化と、連続した孔隙の生成による物理性の改良効果を試験した。毎作耕起のキマメとソルガム、不耕起のキマメと永年生のアルファルファ区を設けたが、ソルガムの根の深さが40cmに留まるのに対し、単年生のキマメは1m、作付け3年目のアルファルファは1.4mまで伸長した。シリンダーインテークはアルファルファとキマメで大きく、透水性の改良効果は顕著であった。最終年の地上部刈り取り後の散水試験で地表流出水量と流出土砂量はソルガム>耕起キマメ区で、不耕起キマメとアルファルファ区は零であり保全効果が認められた。 |
カテゴリ | アルファルファ 傾斜地 ソルガム 中山間地域 |