課題名 | ヤーコンの機能性糖類生産機能向上技術の開発(55) |
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課題番号 | 1996002871 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・野菜花き研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 天然フラクトオリゴ糖生産素材作物として有望と考えられるキク科の新導入作物ヤーコンについて、7年5月植え付けでの生育特性、収穫量、フラクトオリゴ糖含量等について調査した。生育は6年4月植え付けと同様に高温期に停滞した。6年及び7年の生育期間の最大葉長、最大葉幅の変動と気温との関係からヤーコンの生育適温の高温限界は25℃前後であることが明らかになった。塊根収量の増加は11月で停止したが、これは、11月上旬に寒風害に遭遇したためと考えられた。フラクトオリゴ糖の種類別含量は9、10月はGF2の含量が最大であったが、1月までは掘り取り時期が遅くなるに従って分子量の大きいオリゴ糖が多くなり、1月はGF4の含量が最大であった。貯蔵後はGF4からGF3へ、GF3からGF2へと分解した。 |
カテゴリ | きく 機能性 栽培技術 水田 ヤーコン |