課題名 | 培養茎頂等の安定的長期凍結保存技術の開発(27) |
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課題番号 | 1996002250 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・遺資利用研 |
研究期間 | 完H05~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | なし””千両””の培養茎頂を用い、緩速予備凍結法、ビトリフィケイション法及び浸透脱水と凍結脱水を組み合わせた簡易凍結法による凍結保存後のシュート形成率を検討した結果、後2者の保存法で約70%を示し、なしの培養茎頂の実用的な保存技術になり得ると考えられた。おうとう及びさくらの培養茎頂は45日間5度でハードニングし、ショ糖添加培地で前培養した後、ビトリフィケイション液で90-105分間処理することで液体窒素中に保存できることがわかった。桑については、予備凍結前に冬芽の水分含量を約40%まで減少させることにより、凍結保存後の個体再生率を向上させることができた。以上の成果は学会等に公表するとともに農業技術等の一般誌に掲載して利活用を計った。 |
カテゴリ | 遺伝資源 おうとう 桑 さくら 繁殖性改善 品種開発 |