課題名 | 一本鎖DNAを用いる2次元電気泳動法の開発(36) |
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課題番号 | 1996002258 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・育種工学研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 塩基配列既知の一本鎖DNAを電気泳動することでDNA2次元電気泳動法の条件を検討した。プラスミドpBR322を制限酵素HaeIIIで切断した断片を加熱変性により一本鎖に解離した。一本鎖DNAは分子内で会合する。この時塩基対を作らなかったシトシン塩基に対してヒドロキシラミンで修飾した。そして、1次元目をアクリルアミドゲルーディスク電気泳動をおこなった。これにピペリジンを作用させ修飾したシトシン部位で切断した後、2次元目をアクリルアミドゲルースラブ電気泳動で展開した。このように、一本鎖DNAを分子量の違いおよび塩基配列の違いにより分離を試みた。しかし、スポットの分離は認められなかった。これは、かなり短い断片に分解されたためと考えられた。 |
カテゴリ | 育種 高付加価値 評価法 |