課題名 |
シロクローバ菌核病抵抗性品種の開発(41) |
課題番号 |
1996002263 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
草地・牧草育種研
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研究期間 |
継H04~H11 |
年度 |
1996 |
摘要 |
混播草地からシロクローバが消滅する主たる要因はシロクローバ菌核病ある。そこで、菌核抵抗性品種を開発するための、簡易な抵抗性検定法の確立を目指す。7年度は、シロクローバ個体の菌核病抵抗性を検定するため、ほふく茎(ストロン)への接種法を検討した。Potato Dextrose Agar培地で培養した菌叢上にV8ジュースを浸した綿玉をおき、菌を蔓延させた後、ビニールテープでストロン上に貼付後、常温下で数日間放置した後に菌核病の発病を確認した。枯死したストロンの長さを罹病性の目安として調査した結果、圃場抵抗性が劣る品種の枯死ストロン長が他の品種よりやや長かった。また、同一品種内においても枯死ストロン長に有意差が見られ、各品種内には菌核病抵抗性の異なる個体が存在していることが示された。8年度は、接種条件等をさらに検討し、より明確な抵抗性検定法の確立を目指すと共に、選抜した後代の菌核病抵抗性の検定を行う。
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カテゴリ |
育種
高付加価値
抵抗性
抵抗性検定
抵抗性品種
評価法
品種
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