課題名 | 子実の外観的特性の改善による高品質大豆育種法の開発(46) |
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課題番号 | 1996002268 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・成分育法研 |
研究期間 | 継H01~H15 |
年度 | 1996 |
摘要 | 青未熟粒の発現要因を解明するために、青味の異なる7品種、12系統を供試し、スペクトルの610nmから700nmでの分光反射率の低下程度を基に算出する青未熟粒指数と肉眼観察結果との関係を検討した。その結果、肉眼観察により青未熟粒の発生程度が低い品種の青未熟粒指数は50以下、高い品種は150以上、中程度の品種は100前後の値を示し3群に大別され、指数が青未熟粒の発生程度を表す指標として有効であることが判った。さらに、青未熟粒指数を基に青未熟粒の発生程度に関し母本と後代系統の関係を検討した結果、少なくとも一方の母本に発生程度の低い品種・系統を用いれば、青未熟粒の発生の少ない品種を育成できることが明らかになった。 |
カテゴリ | 育種 高付加価値 大豆 評価法 品種 |