課題名 | シストセンチュウ抵抗性品種の育成(71) |
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課題番号 | 1996002296 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・大豆育種研 |
研究期間 | 完H04~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | ダイズシストセンチュウ抵抗性育種のための抵抗性簡易検定法の開発を目的とした。センチュウ汚染土壌を詰めた検定用トレイに種子を播種し、センチュウの寄生に好適な条件で栽培した。播種後6~7週間後に、根部の雌成虫の着生を調査した。その結果、セル側面の根系に雌成虫が観察され感受性が確認できた。抵抗性個体の選抜試験では、検定用トレイで検定で雌成虫の着生が認められなかった個体を、センチュウ汚染土壌を詰めたポットに移植し、粒肥大盛期に調査すると、さらに精度は高まり次代の種子も確保できた。以上の成績は「セルトレイを用いたダイズシストセンチュウ抵抗性の簡易検定法」として、総合農業の研究成果情報に採択された。さらに本成果は育種事業及びセンチュウ抵抗性に関する研究の場で利活用する。なお本研究課題は当初の目的が得られたので完了とする。 |
カテゴリ | 育種 簡易検定法 大豆 抵抗性 抵抗性品種 播種 品種 |