課題名 | 小胞子の分化発育過程における多窒素条件下の冷温障害発生機構の解明 |
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課題番号 | 1996002331 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
地域基盤・生理生態研 |
研究期間 | 新H08~H12 |
年度 | 1996 |
摘要 | 穂ばらみ期冷害を助長する大きな因子として多窒素があるが、この因果関係は解明されてきていない。これまでに前歴多窒素が不稔発生を助長することが明らかにされているので、8~10年度に水耕栽培によりイネを育て、窒素レベルを変え、多窒素が小胞子の分化・発育過程にどのような影響を及ぼすのかに焦点を当てて研究する。11~12年度には、リン酸施与のレベルも併せて変えて小胞子の分化・発育過程を解析する。これにより、多窒素により冷害が助長されるメカニズムが明らかとなり、耐冷性素質の分子機構の解明が前進するばかりでなく、冷温に備えて穎花分化期から減数分裂終了期までの機関は多窒素環境を裂けるべきである根拠が実証されることになるので、的確な肥培管理指針が提案できる。 |
カテゴリ | 水耕栽培 凍害 肥培管理 |