課題名 | 水稲冷害の早期警戒のための監視・意思決定支援システムの開発(117) |
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課題番号 | 1996002344 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用地域基盤・気象特性研作業シス研 |
研究期間 | 単H07~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 近年の異常気象により東北地域の水稲作柄は著しく不安定なために、行政・普及・生産者からは冷害の早期警戒・予察の総合的な地域管理システムの構築が強く要請されている。そこで、アメダス地点の日別気象情報を受信、加工する監視システムを構築し、気象経過から作柄への影響を定性的に推定するための生育時期別診断モデルを作成した。また水稲収量の水準とその変動に特徴づけられる冷害危険度地帯区分を策定し、地帯別に旬別最高気温、最低気温、日照時間からアメダス地点の水稲収量を推定するための精度の高い重回帰モデルを構築した。このモデルにより、作柄の変化ならびに気温と日照時間の影響を数量的に評価できる。これらの成果は7年度東北地域新しい技術シリーズに採択された。8年度から開始される地域総合研究「早期警戒システムを基盤とする冷害克服型営農技術の確立」で研究をさらに発展させる。 |
カテゴリ | 加工 管理技術 管理システム 水稲 凍害 |