課題名 |
いもち病抵抗性品種の普及によるレース変動と被害軽減効果の数量的評価 |
課題番号 |
1996002361 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
水田利用・稲育種研水田病害研
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研究期間 |
新H08~H12 |
年度 |
1996 |
摘要 |
東北地域では、いもち病は冷害と並んで稲作の大きな生産阻害要因である。最近では徹底した薬剤散布により被害を抑えているが、種々の観点から農薬散布の削減が求められている。マルチラインや圃場抵抗性品種の利用で、いもち病の発生抑制が期待できるが、それらを効果的に活用するため、レースのモニタリング、抵抗性遺伝子の混合法、圃場抵抗性水準の解明等が必要である。マルチライン利用のため、現地におけるレース分布とそのモニタリング法を開発し、同時に同質遺伝子系統の効果的な混植比率を検討する。圃場抵抗性の利用のためには、種々の発生条件下で、抵抗性水準の異なる品種の発病程度から、抵抗性品種の被害軽減効果を定量的に評価する。これらによりマルチラインや圃場抵抗性品種の安定的で効率的な利用法が明らかになる。
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カテゴリ |
病害虫
いもち病
害虫
管理技術
雑草
抵抗性
抵抗性遺伝子
抵抗性品種
凍害
農薬
品種
モニタリング
薬剤
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