課題名 | 水田雑草の耕種的・生物的防除法の開発(178) |
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課題番号 | 1996002407 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・雑草制御研 |
研究期間 | 継H07~H12 |
年度 | 1996 |
摘要 | 草型の異なる水稲の被覆による水田雑草制御の可能性を検討するため、あきたこまちや亀の尾など草型の異なる12品種の条間に移植したタイヌビエの生育量を調査した。成熟期の乾物重でみると南京11号区で少なく、あきたこまちや短銀坊主区で大きかった。また、有機無農薬栽培農家におけるアイガモの除草効果では110aの圃場に120羽のアイガモを移植後21日目から7月末日まで放し、無処理区に対して効果を検討した。水田に高低差がありアイガモが入らない条ができ、8~10時間/10aの手取り除草を要したが、除草効果は高かった。手取り除草を減らすためには深水管理のできる圃場が必要である。今後、アイガモの雑草を食べる、田面水を濁らす、土壌を撹拌するの3機能別に効果を確認する。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 雑草 除草 水田 水稲 生物的防除 農薬 品種 防除 水管理 |