課題名 | トビムシ類の特性評価と機能評価法の開発(210) |
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課題番号 | 1996002447 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
畑地利用・畑土管理研 |
研究期間 | 完H05~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 農薬によらない病害防除技術を開発するため、作物の土壌伝染性病原糸状菌を摂食し、作物への病原菌の感染を抑制する効果の高いトビムシ類の種類の探索を行なった。福島県を主に、北日本地域から採取された30種類以上のトビムシ類のうち、Folsomia hidakana 等数種類がFusarium oxysporum f.sp. raphani等数種類の病原糸状菌を摂食し、繁殖した。F.hidakanaをRhizoctonia solani,Rosellina necatrixに汚染された土壌(ポット)へ移入すると、アズキの苗立枯病及び白紋羽病の発病が抑制された。さらに圃場での効果を明らかにするための疑似圃場での検討が必要である。これらの成果は学会・誌等で公表し、「疑似圃場条件の発病抑制効果」に引き継ぐ。 |
カテゴリ | 病害虫 あずき 立枯病 土壌管理技術 農薬 繁殖性改善 評価法 防除 |