課題名 |
牧草収穫作業におけるトラクタ実働負荷の調査(39) |
課題番号 |
1997004368 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構)
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研究分担 |
畜産工学評価・原1室原2室飼生研
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研究期間 |
単H08~H08 |
年度 |
1997 |
摘要 |
牧草収穫作業時において、トラクタや作業機に加わる実働負荷を調査し、牧草収穫作業機の高性能化及び超省力型飼料生産作業体系の確立の資とすることを目的に、昨年度開発した計測用トラクタに直装式ロータリモーアを装着して、トラクタや作業機に加わる実働負荷が作業精度にどのように影響するかを調査した。その結果、牧草収穫作業時のトラクタのロール・ピッチは測定速度範囲内では速度によらず、ほぼ一定の偏差であったことからトラクタの動的姿勢は速度より草地のプロフィールに依存する可能性の方が大きいと思われた。また、刈高さはいずれの条件においてもモーアの自由端にあたる右側の方が左側より刈高さの変化が大きかった。更に、刈高さの変動は作業速度の上昇に伴って急激に大きくなることが分かった。これらのことから作業速度に伴うトラクタ車軸の加速度や作業機の加速度の増加が、作業精度に大きく影響を及ぼすと考えられた。
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カテゴリ |
飼育技術
超省力
低コスト
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