課題名 | 里山、耕作放棄地におけるシバ型植生の導入定着条件の解明と保全的利用技術の確立(156) |
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課題番号 | 1997002779 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
総合研究・総研2 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 落葉広葉樹林へのシバの導入について検討するため、立木密度の異なる3処理区を設定し、シバを植え付け、放牧管理した。立木密度の高い処理区では土壌の乾燥が防がれ、シバの定着が良好であった。庇蔭がシバの生育に及ぼす影響を検討したところ、強く庇蔭するほどシバの生育は抑制され、弱い庇蔭条件下では系統間差が認められた。ワラビ優占地へのシバ導入試験の2年目の調査を実施した結果、除草剤及び刈払いによってワラビを抑圧した処理区ではシバが急速に広がった。前植生を刈払いや除草剤散布によって抑圧した棚田跡地へのシバ導入試験の3年目の調査を実施したところ、シバの被度が約50%となり、積算優占度の1位となった。 |
カテゴリ | 病害虫 乾燥 除草剤 中山間地域 肉牛 わらび |