課題名 | グルテニン・グリアジンサブユニットの構成と製麺性の関連の解明(63) |
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課題番号 | 1997002816 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
作物開発・麦育種研 |
研究期間 | 完H03~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 国内外90品種・系統の小麦について胚乳蛋白質の電気泳動分析を行い、高分子量グルテニンサブユニット組成の品種・系統間差異を明らかにした。また、グリアジンについてはHPLC分析の結果を標準化し、品種・系統間の差異を明確にした。7年度には、国内13品種・系統、外国20品種・系統及び6銘柄の計39点の小麦から製粉された小麦粉を供試し、レオメーターによるゆで麺引っ張り試験及びグルテン圧縮試験を行った。その結果、グルテンの特性の一つである緩和率とゆで麺の特性の一部(破断応力、引っ張り強度及び硬さ)との間には有意な相関関係が認められ、グルテンの性質がゆで麺の物性に影響を及ぼすと考えられた。さらに、緩和率と特定のグルテニンサブユニットとの関連も示唆された。 |
カテゴリ | 育種 軽労化 高付加価値 小麦 新品種 品種 |