課題名 | 土壌微生物特性による塩類集積土壌の診断技術の開発(114) |
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課題番号 | 1997002850 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・畑土壌研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 土壌微生物特性による塩類集積土壌の診断技術の開発をめざし、肥料塩類濃度が微生物バイオマス当たりの呼吸活性に及ぼす影響を調べた。8年度に用いた有機物(エンバク茎葉)施用では、7年度に用いた有機物(家畜糞堆肥)の場合と異なり、肥料の多量施用条件においても、微生物バイオマス当たりの呼吸活性の顕著な低下は生じなかった。この結果は、微生物バイオマス当たりの呼吸活性の指標が、土壌微生物特性に及ぼす有機物の質の影響を評価する上で有効であることを示しており、同時に塩類集積条件においても微生物活性を高めうる有機物として、本エンバクのような未分解有機物の有利性が示唆された。 |
カテゴリ | 肥料 診断技術 連作障害 |