課題名 | 塩類集積条件における野菜の生理機能の解明(115) |
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課題番号 | 1997002853 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・畑土壌研 |
研究期間 | 完H06~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 塩類濃度障害の新しい診断技術の確立をめざして、水耕栽培で短期間での各種の培養液の塩類ストレスがホウレンソウのポリアミン含量(プトレシン、スペルミジン)に及ぼす影響を調べた。葉中のプトレシン含量は、対照と比べ硝酸態窒素添加は差が無く、水置換、Ca添加、アンモニア態窒素添加、PEG添加では増加傾向にあり、スペルミジン含量は、水置換は減少し、硝酸態窒素添加は変化なく、Ca添加、PEG添加ではやや増加した。以上、培養液中の塩類濃度の短期間の上昇に伴って体内のポリアミン含量は高まるが、その程度はイオンの種類により異なること、また逆に著しい低濃度ストレスの場合も高まることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 診断技術 水耕栽培 ほうれんそう |