てん菜そう根病の生物的防除法の開発(167)

課題名 てん菜そう根病の生物的防除法の開発(167)
課題番号 1997002176
研究機関名 北海道農業試験場(北海道農試)
研究分担 畑作センタ・環境チーム
研究期間 完H04~H08
年度 1997
摘要 拮抗微生物の施用によりポリミキサ菌の感染を抑制し、難防除性のそう根病の発病を軽減させることを目的とした。選抜された根圏細菌の室内試験における発病抑制効果は、施用した細菌の濃度に比例した。汚染圃場においては、細菌懸濁液を浸漬処理した苗の移植により、1ヶ月半から3ヶ月間、病気感染による葉の黄化の進行を抑制した。この時、施用した細菌は、移植直後には全根圏にわたって高い割合で定着していたが、日数がたち、伸長して、施用した部位から離れるにつれ減少した。細菌の施用法として、バーミキュライトおよび粉砕した炭を担体として用いたところ、約3週間にわたりウイルス濃度で評価した発病を抑制した。しかし、単独の処理では抑制効果が不十分なので、今後、この細菌の施用に他の手法を組み合わせた防除法の開発を新規課題の中で実施する。
カテゴリ 病害虫 寒地 機械化 水田 生物的防除 防除

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