課題名 | 森林生態系における環境酸性化物質の物質収支とその影響に関する研究(14) |
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課題番号 | 1997004435 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
四国森林環境東北・土化研土壌研林地保全研(東京農工大) |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 1)韓国の大都市や工業都市では広い範囲に集団的な葉の損傷や枝枯れはみられない。全国的にみると麗川、蔚山と浦項など重化学工業都市の一部で樹木に対して直接的な突発的な影響が現れている。韓国の林業研究院によるモニタリングによると全国64地点の森林土壌の平均値(最小値ー最大値)は、pH(H2O)5.13(4.00-7.86)、土壌有機物3.76(0.52-18.52)%、CEC11.82(5.28-30.58)me/100g、交換性塩基量3.89(0.66-38.2)me/100g、交換性アルミニウム2.18(0.01-5.67)me/100gで、日本と比較すると有機物が少なく砂質壌土が多い。東北地域の異なる土壌と林相から4地点を選び、表層土壌の窒素の無機化と硝酸化成速度を測定した。窒素の無機化速度は培養日数で大きくは異ならない。しかし、硝酸化成はアンモニアの蓄積以降に急激に開始され、生成速度としては一定の条件が必要である。 |
カテゴリ | 植物相 モニタリング |