課題名 | 太平洋側ブナ林構成種の動態と群集構造の変化(37) |
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課題番号 | 1997004451 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林環境・群落研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 実生期以降の生残・成長のパターンを、耐陰性が高い種群を形成するカエデ属3種(イタヤカエデ、オオモミジ、ウリハダカエデ)について、ギャップ及び閉鎖林冠下で解析し、種間及び生育ステージ間においてトレードオフ的な関係が成立しているかを検討した。3種間で、実生・稚樹期における林冠下での生存とギャップでの成長の間にトレードオフ的な関係はみられなかった。一方、成木クラスでは、3種間で高い成長速度と最大サイズ間のトレードオフが認められ、階層構造に対応した分化が考えられた。 |
カテゴリ | かえで 植物相 |