マツノザイセンチュウ性フェロモンに関する化学生態学的研究

課題名 マツノザイセンチュウ性フェロモンに関する化学生態学的研究
課題番号 1997004530
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 森林生物・化学制御研昆虫生理研線虫研
研究期間 単H08~H08
年度 1997
摘要 マツノザイセンチュウ及びニセマツノザイセンチュウの未交尾の雌雄成虫を用いて、種内及び種間の配偶行動の詳細を寒天培地上で行動学的に観察する新たな生物検定法を開発した。誘引定着活性の検定では、両種とも一旦未交尾雌成虫に接触した雄成虫は雌成虫にからみつき交尾体勢を取り集合したが、未交尾雄に対して雌成虫はこの現象を示さなかった。両種とも未交尾雌成虫の揮発性成分は有意に雄成虫を誘引し、未交尾雄成虫も有意に雌成虫を誘引したが、同性及び異種間の誘引はみられなかった。この事から両種線虫は雌雄で異なる種特異的な性誘引フェロモンを分泌している可能性が確認された。
カテゴリ 管理技術 性フェロモン 生物検定法 フェロモン

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