課題名 | 都市近郊林における生物相の森林管理法(171) |
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課題番号 | 1997004581 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
多摩(主研) |
研究期間 | 継H07~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | (1)多摩試験地内の生物相として、新たにサワガニが記録された。都市化された地域での生息は貴重である。(2)種子散布:(1)総方形区70カ所から出現した食餌木稚樹は総数16科24種で、林内の経路落葉区が17種と最も多かった。(2)出現率の高い稚樹はシャリンバイ23%、シロダモ16%、ミツバアケビ12%となった。(3)人工植栽地域であるコブシ区ではシャリンバイ、ミツバアケビ、ガマズミの順に出現率が高くなった。これは、これらの樹種がこの区域の周りに植栽されているためと考えられる。(4)調査区外、全経路調査から、鳥類によって散布されたものと考えられた稚樹の種類は16科29種であった。このうち、試験地の人工植栽地から運ばれたと考えられる種類は14種、試験地外から運ばれたものはカクレミノ1種であった。(11-1-1) |
カテゴリ | あけび がまずみ 管理技術 みつば |