課題名 | 細胞の伸長に伴う細胞壁成分の分解と生合成プロセスの解明(479) |
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課題番号 | 1997004892 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
生物機能・生化研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 植物細胞の伸長成長に関与する多糖類として双子葉植物ではキシログルカンが、単子葉植物では(1→3、1→4)-β-D-グルカンが知られている。しかし、単子葉植物のキシログルカンの役割は不明である。本研究ではそのキシログルカンの役割を解明するために、タケノコ細胞壁からのキシログルカンの単離と構造解析を行った。タケノコのヘミセルロースからゲルろ過やヨウ素による分別沈殿によりキシログルカンとキシランを分けることはできなかった。また、キシラナーゼ処理でもキシランを完全に除去できなかった。以上のことより、キシログルカンとキシランの間で結合のあることが推定された。 |
カテゴリ | 遺伝資源 たけのこ |