虫媒花樹木の受粉様式の解明(519)

課題名 虫媒花樹木の受粉様式の解明(519)
課題番号 1997004927
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 北海道・遺伝研
研究期間 完H04~H08
年度 1997
摘要 北海道の主要虫媒花樹木5種の受粉・交配様式を調べた。キタコブシには甲虫類が訪花し、イタヤカエデ・シナノキにはハナバチ類・ハナアブ類・ハエ類が訪花していた。一方、アオダモとホオノキには多様な分類群の昆虫が訪花していた。受粉実験の結果、北海道のアオダモ集団は雄性両全性異株集団であることが判明した。アオダモ集団に占める雄個体の割合は、森林が発達するほど減少する傾向が認められた。ホオノキ集団の種子をアイソザイム分析で調べた結果、自然受粉種子の5割以上が自家受粉由来であることがわかった。他個体に運ばれるホオノキ他家花粉の移動距離も、50m以下と短いものと推定された。
カテゴリ かえで 管理技術 受粉

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