課題名 | 初期造林地におけるツル植物の動態(674) |
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課題番号 | 1997005076 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
企画調整生産技術・植生研(科長) |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 初期造林地における造林木とツル植物の相互関係を調べた。ヤマノイモが繁茂しているスギ林において、スギの胸高直径とヤマノイモの巻き付き角度を計測した。スギの直径が小さいほど、ツルが巻き付いている割合が高くなり、スギの直径が大きくなると巻き付き角度が小さくなる傾向が見られた。また、同一のヒノキ林において、5年生および18年生のときに、造林木についているツルの種類、サイズ、被害状況、被害木、健全木のサイズ、立木位置等を調べた。ミツバアケビに代表される巻き付き型ツル植物は調査期間を通じて多かったが、巻きひげ型は減少していた。また、巻き付き型でも草本生のものは消滅していた。植栽木のツルによる被害は、集中的に分布していた。(4-1-2) |
カテゴリ | あけび 管理技術 みつば やまのいも |