スギ・ヒノキの材質腐朽に関する調査(779)

課題名 スギ・ヒノキの材質腐朽に関する調査(779)
課題番号 1997005191
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 四国・保護研
研究期間 完H07~H08
年度 1997
摘要 伊野町中追等のスギ、ヒノキ林内の切り捨て間伐木、枯損木、伐根上の木材腐朽菌類の子実体の調査を行い、19属23種の菌類を確認した。これらの菌類の子実体等から分離を試み、21の培養菌株を得た。これらの菌株を用いてスギ、ヒノキ材の腐朽試験を行った結果、シロバカワラタケ、ウスバシハイタケ、アナタケ属菌類に腐朽力が認められた。支所構内のスギ林にスギ間伐材を伏せ込み腐朽分解過程を調査したところ、伏せ込み1年半後に一部の間伐木上にシックイタケが発生したが、他の菌類の子実体は認められなかった。また、材の含水率、比重を測定し、材から菌類の分離培養を行った。材の比重にはほとんど変化が認めらず、伏せ込み後1年半の段階では材はほとんど腐朽していないと考えられた。
カテゴリ 管理技術 経営管理 傾斜地 中山間地域 木材腐朽菌

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