カンキツにおける細胞質雑種作出による雄性不稔性の細胞質を持つ母本の育成(92)

課題名 カンキツにおける細胞質雑種作出による雄性不稔性の細胞質を持つ母本の育成(92)
課題番号 1997001299
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 カンキツ・育種研
研究期間 完H06~H08
年度 1997
摘要 カンキツにおいて最も強い雄性不稔性であるやくの退化は、核と細胞質との相互作用によって発現する。この雄性不稔性を利用した無核性育種を推進させるため、細胞融合法によって不稔性の細胞質を備える細胞質雑種の作出を図った。ウンシュウミカンのカルスとオレンジの葉肉由来のプロトプラストを電気融合させたところ、オレンジの核とウンシュウミカンの細胞質からなる細胞質雑種が作出できた。この植物体をカラタチに接ぎ木して無加温ガラス室内で生長を促進した結果、開花・結実が認められた。細胞質雑種の樹体、花、果実形質のいずれもオレンジに酷似していたが、かいよう病抵抗性は細胞質雑種の方がオレンジより強かった。今後、得られた細胞質雑種の特性の調査を継続するとともに、新たな細胞質雑種の作出を図る予定である。
カテゴリ 育種 遺伝資源 温州みかん 台木 接ぎ木 抵抗性 品種 その他のかんきつ

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