課題名 | モモシンクイガの休眠後期における温度要求の解明(226) |
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課題番号 | 1997001435 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
リンゴ・虫害研 |
研究期間 | 継H04~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 殺虫剤無散布リンゴ園に、モモシンクイガ用合成フェロモントラップ4台を設置し、誘殺個体数を調査した。7年との比較では、5月の平均気温が2.1℃低かったので、誘殺初日は15日遅れ、6月11日だった。1化型の誘殺数は少なく、明瞭なピークがなかった。4~8年の結果から3月1日を基点に2化型越冬世代の誘殺初日と半数誘殺日までの有効積算温量を求めたが、年次変動が大きく、単純な温度依存的発育過程では説明できない。1化型と2化型の発生が不安定で系統関係の把握に時間を要する。後休眠発育開始後の高温による発育促進だけでなく低温による遅延の可能性を調査する必要があり再度延長する。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 フェロモン 防除 もも 予察技術 りんご |