課題名 | 営農内排水浄化のための大規模稲作生産技術モデルの策定(90) |
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課題番号 | 1997002641 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
総合研究・総研1 |
研究期間 | 完H07~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 営農排水の環境への負荷軽減を配慮した生産システムを策定するため、排水の一部が下流域の調整池に導水され反復利用が図られている大区画圃場整備地域で、水稲作付けに伴う用排水の季節変動を調査した。調整池及び用水の肥料養分の変動は田面及び排水路と比較して、低レベルであった。田面水は当然施肥の影響を受けるが、影響が及ぶ期間は10日前後であった。排水路の肥料養分は施肥の影響を受け、代かき時期や夏期の渇水期には肥料養分が高くなる傾向を示したが、反復利用しても耕種的に問題とならないレベルであった。そこで、このような用水利用形態においては、環境への負荷軽減を目的に作付け品種構成や施肥法等を検討する必要はないと判断された。 |
カテゴリ | 肥料 季節変動 直播栽培 水田 水稲 施肥 品種 輪作 |