課題名 | 大区画潤土直播水稲の栽培管理技術(64) |
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課題番号 | 1997002663 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継H05~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 潤土直播での苗立密度が生育・収量に及ぼす影響を解析した。安定多収を得るために必要な400~500本/■の穂数確保を前提とした場合、苗立密度が25本/■以下に減ると、1個体当たりに要求される穂数と最大茎数は急激に高まった。また、分げつ数の最大潜在容量と実出現数との差から見て、低苗立密度ほど分げつ出現の潜在余力は大きかった。穂数500本/■を確保するための苗立密度の限界を算出したが、この値は低位分げつの発生状況等によって変動すると推測され、今後検討を要する。潤土直播の雑草管理技術として、雑草多発田でも、シハロホップブチル剤を組み入れた2~3剤の防除体系で効果的に防除できることを認めた。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 軽労化 栽培技術 雑草 水稲 低コスト 防除 良食味 |