課題名 | 北陸地域におけるセジロウンカの第2世代増殖過程の解明と要防除密度の設定(57) |
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課題番号 | 1997002690 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・虫害研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | セジロウンカの第1世代成虫の移動分散過程と第2世代に至る増殖過程を解明した。飼育実験から、セジロウンカは高密度条件下では長翅雌の卵巣発育が遅延し、卵巣発育は生息密度の影響を大きく受けた。水田における長翅雌の卵巣発育段階を調査したところ、年によって第1世代長翅雌の5~30%の個体で卵巣が発育し、第2世代幼虫が発生した。セジロウンカは第1世代成虫が圃場から移出すると言われているが、北陸地方では生息密度の影響を受けて長翅雌成虫が第2世代を発生源させる場合のあることが明らかになった。この結果は発生予察技術の精度の向上に役立てる。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 水田 水稲 低コスト 防除 予察技術 良食味 |