課題名 | 肉用牛に対するマメ科植物セスバニアの飼料適性評価及び利用技術(128) |
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課題番号 | 1997002737 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・家畜飼養研管理衛生研 |
研究期間 | 完H03~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 熱帯原産の新規導入マメ科植物セスバニアの反芻家畜用飼料としての適性および利用特性を明らかにするため、同属のカンナビナ種およびロストラータ種について、多給条件での家畜の成長や体液性状への影響並びに利用適期・飼料成分変化等について比較検討した。その結果、日本在来種山羊にセスバニア80%飼料を長期間給与したところ、嗜好性はやや劣るものの妊娠・分娩・哺乳期ともに生理的異常はなかった。子山羊の成長試験では、肝臓機能に関係する血中酵素活性値が、対照区やセスバニア40%飼料区より有意に高かった。なお、第一胃液プロトゾア数は、セスバニア摂取によって低下する傾向にあった。これらの結果から、セスバニアの飼料中割合は50%以下が望ましいと推察された。 |
カテゴリ | 管理技術 水田 肉牛 山羊 |