課題名 |
国際農林水産業研究センター・沖縄支所における緑肥栽培(41) |
課題番号 |
1997004140 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ)
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研究分担 |
沖縄・業務
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研究期間 |
継H08~H10 |
年度 |
1997 |
摘要 |
高温多雨の気象条件下に位置する沖縄支所の土壌は、土壌有機物の消耗が激しく、腐食含量もきわめて少なくなって土壌の肥沃土は著しく低下している。そこで、栽培作物の安定した収量と品質を確保するためには植生被覆による地表の保護と同時に、有機物の土壌還元につとめ、試験研究圃場を維持確保することが必要である。今年度は秋冬用の緑肥作物としてコマツナ、ライムギを省力栽培において自家採種を試み、さらに、前年度自家採種したコマツナの生育についても検討した結果、両作物とも若干の差はあるものの、ブロードキャスターによる播種および施肥は可能であった。また、コマツナの自家採種区の発芽・生育は市販種子の標準量区に比べ、やや劣っているもののその後の生育が良好で、採種可能となり、標準量区・倍量区に比べ、多くの種子を確保することができた。このことより、自家採種の利用も可能であると考えられる。
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カテゴリ |
こまつな
栽培技術
自家採種
施肥
播種
ライ麦
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