課題名 | 熱帯果実を対象としたCA貯蔵法の条件 |
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課題番号 | 1997004220 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
生産利用(食総研部長) |
研究期間 | 単H08~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 複数個のプラスチック製袋を貯蔵単位とし、多品目同時貯蔵が可能で、CA貯蔵の低コスト化を図った貯蔵、輸送のどちらにも使用可能な多目的型CA貯蔵装置を熱帯果実に適用し、装置の高温下での信頼性や問題点、熱帯産物のCA貯蔵条件などを検討した。タイ国では停電が多発するため、停電時の運転自動復帰が必要で、そのための制御プログラムを開発する必要性を認めた。サポディラ、ライム、シイタケ、パインアップル、ブロッコリーを供試し、貯蔵温度10℃で貯蔵試験を行った結果、CA貯蔵の産物は普通貯蔵に比べ、水分蒸散も少なく外観は良好であった。しかしシイタケ、ライムなど一部の産物は過湿気味に経過した影響による障害も認められ、低湿度に制御するプログラムの開発の必要性を認めた。 |
カテゴリ | 加工 しいたけ 低コスト 品質保持 ブロッコリー 輸送 ライム |