課題名 | 耐倒伏性の生理生態学的解明と検定法の確立(110) |
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課題番号 | 1997003128 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継H07~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 土中播種した場合は、表面播種した場合に比べて地上部の諸形質が耐倒伏性に強く関与することを明らかにした。また、押し倒し抵抗値が大きかった品種の特性として、アメリカ品種(New Bonnet、Lemont)では茎の弾性を示すヤング率は小さいが、葉鞘付稈断面が大きく葉鞘付き挫折時モーメントも大きい傾向が、九州農試育成の直播適性系統を含む日本品種(ヒノヒカリ、ユメヒカリ、レイホウ、西海210号)では葉鞘付挫折時モーメントが大きく穂数も多いという傾向が認められた。簡易検定法に関しては、最高分げつ期の10日程度前の、裸地と稲体近傍の土壌溶液中NH4ーN濃度の比によって、伸長方向別の冠根数、冠根数割合を推定することが可能と判断された。 |
カテゴリ | 簡易検定法 水田 低コスト 播種 品種 |