課題名 | スクミリンゴガイの総合管理技術確立のための基礎調査(261) |
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課題番号 | 1997003345 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
地域基盤・害虫管理研害虫生態研 |
研究期間 | 単H08~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 乾土状態の水田におけるスクミリンゴガイの越冬密度を調査する篩法および本田内の密度を調査する見取り・網法を開発し確立した。水田内の個体群調査の結果、貝の成長、増殖率が貝の密度に著しく依存すること、貝の成長が8月中旬以後停止することなどが明らかになった。また、直播水稲に対する被害は播種後湛水状態では著しい被害を被るが、潤土状態に1週間保つことで大幅に軽減されることなどが明らかになった。本貝の飼育法として、鯉の餌で簡易に飼育できること及び、雌貝は十分な餌条件では成長、繁殖(産卵)を続けるが、不十分な条件では成長を停止し、繁殖に振り向けることが明らかになった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 水田 スクミリンゴガイ 播種 繁殖性改善 防除 |