課題名 | 天敵微生物を活用した施設野菜のネコブセンチュウの総合的管理技術の開発 |
---|---|
課題番号 | 1997003357 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
地域基盤・線虫制御研 |
研究期間 | 新H09~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 連作によって深刻な線虫害が発生している施設野菜類では、多量の殺線虫剤が施用されている。本研究課題では、施設機能を活用した土壌環境の管理により天敵細菌(Pasteuria penetrans:パスツリア)の線虫防除効果を高め、これに低毒性の殺線虫剤を補完的に組み合わせることにより、施設野菜類のネコブセンチュウの実用的な総合的管理技術を開発する。研究計画としては、スイカとメロンの連作体系をモデルとし、パスツリアの施用とその効果を高めるための土壌管理、特に夏期休閑期の地温と水分の上昇により天敵の感染促進と線虫の死亡促進を図り、これに接触型殺線虫剤としてダゾメット剤とホスチアゼート剤を補完的に組み合わせ、実用的な管理技術を開発する。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 すいか 土壌環境 防除 メロン 輪作 |