ウイルス病抵抗性イネの作出・抵抗性機構の解明・育種的利用(172)

課題名 ウイルス病抵抗性イネの作出・抵抗性機構の解明・育種的利用(172)
課題番号 1997000064
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 病害虫防除・ウイルス研
研究期間 完H06~H08
年度 1997
摘要 組換えイネ一号に付与された抵抗性の特性について検討した。組換えイネ一号のT3世代は温室実験で抵抗性がある程度認められ、その抵抗性は病徴遅延効果、ウイルスの感染及び増殖に対するものだった。その後代は温室実験、圃場試験どちらにおいても増殖に対する抵抗性しか認められず、罹病した株は最終的に枯死した。しかし、外被蛋白質の発現に関してはT3、その後代、共に安定していた。即ち、当初認められた病徴遅延効果と感染に対する抵抗性は、外被蛋白質の発現とは関係なく、培養変異によって付与されたことが示唆された。以上のことより、組換えイネ一号は圃場において感受性品種と同様に罹病化し、実用品種としては不適格と判断された。
カテゴリ 病害虫 育種 害虫 管理技術 シカ 水田 抵抗性 低コスト 品種

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