課題名 | マメ科作物における窒素固定の宿主による制御機構の解明(83) |
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課題番号 | 1997000135 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
生理品質・豆栽生理研 |
研究期間 | 延H06~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 大豆品種「エンレイ」から作出された根粒超着生の突然変異系統「En6500」は、通常の大豆に比べて著しく多くの根粒を着生し、根粒着生制御機構の解明に有用な材料と考えられている。しかし、En6500には低収でしわ粒が多い等の欠点があるため、En6500にエンレイを1ないし4回交配し、改良を図ってきた。改良した約70の根粒超着生系統について、8年度に圃場で各種形質を調べた。その結果、改良系統の中には、遺伝的背景がエンレイに近い、研究上有用なものだけでなく、収量がエンレイより高く、外見品質も優れた実用的価値があるものが存在することがわかった。この多収根粒超着生系統の特性と多収機構を解明するため、本課題を2カ年延長する。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 栽培技術 しわ粒 大豆 品種 |