課題名 | 弱毒ウイルスによる干渉作用の誘導系の確立(160) |
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課題番号 | 1997000144 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・ウイルス研(上席) |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 弱毒ウイルスに感染した植物における干渉効果の成立条件、及び病徴の強弱の決定因子を明らかにする目的で、8年度はCMVの代表的な系統である普通系、マメ科系及びアブラナ科系にそれぞれ分類される3分離株の全ゲノムの塩基配列を明らかにした。このうち、病原性に関与すると考えられるRNA-1及びRNA-2がコードする1a及び2a蛋白質に特異的なアミノ酸配列を選び、その合成MAPを免疫原に用いて抗血清を得た。今後は、得られた抗体を利用して、病原性(弱毒性)及び干渉効果の発現過程と1a及び2a蛋白質との関連を調べるとともに、干渉効果成立期前後の植物体各部位における二次接種ウイルスの動向について解析する。 |
カテゴリ | 病害虫 あぶらな 害虫 管理技術 |