課題名 |
作物ファイトプラズマの病原性の解析 |
課題番号 |
1997000145 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ)
|
研究分担 |
病害虫防除・マイコ病研
|
研究期間 |
新H08~H12 |
年度 |
1997 |
摘要 |
ファイトプラズマ病は薬剤による防除が困難であり、殺虫剤による媒介昆虫の防除以外に有効な防除法はない。そのため、農業生産の省力・低コスト化及び環境負荷の低減を進めるためには、ファイトプラズマ病のより効率的な防除技術の開発や抵抗性品種の育成が必要である。しかし、ファイトプラズマ病に対する新しい防除技術の開発や抵抗性品種の作出のために必要な病徴発現機構、宿主認識機構等の病原性について、詳細は明らかでない。そこで、8~9年には病徴、宿主範囲等の表現形質を異にする変異株の探索と作出を行い、9~12年はこの変異株の特性の解明を従来の生物学的手法に加えて分子生物学的手法を用いて行い、病原性についての解析を試みる。8年度はヒメフタテンヨコバエを用いてシュンギクで継代保存しているタマネギ萎黄病株に生じた変異株は、宿主範囲や媒介様式は野生株と同一であるが、病徴のみを異にする変異株であることを明らかにした。
|
カテゴリ |
病害虫
萎黄病
害虫
管理技術
しゅんぎく
たまねぎ
抵抗性品種
低コスト
防除
薬剤
|