課題名 | リンドウのウイルスに対する弱毒ウイルス及び検定技術の開発(181) |
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課題番号 | 1997000161 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・ウイルス研(上席) |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 挿し木繁殖性わい性リンドウ産地では、ウイルス病による被害が甚大であり、ウイルス病制御技術の開発が緊急に要望されている。8年度は埼玉県で採集したモザイク症状リンドウ株から電顕観察により、9株中6株から直径約25nmのソラマメウイルトウイルス(BBWV)、8株から長さ約750nmのクローバ葉脈黄化ウイルスと考えられるウイルスが分離され、5株は両者が重複感染していた。リンドウへの戻し接種はまだ成功していない。BBWVの精製条件を検討したところ、0.002mM EDTAを添加した0.1Mりん酸緩衝液で懸濁した時、ウイルス収量が多い傾向がみられた。時折、結晶化した球状粒子の大凝集塊が観察されたため、防止対策が必要である。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 挿し木 そらまめ 繁殖性改善 防除 モザイク症 りんどう |