課題名 | トマト黄化えそウイルス(TSWV)遺伝子のナス科野菜への導入と抵抗性検定(144) |
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課題番号 | 1997000165 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・ウイルス研(上席) |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | TSWVのヌクレオプロテイン(N蛋白質)遺伝子を植物に導入するためのベクターとして、mRNA及びN蛋白質の発現量がそれぞれ異なることが期待される4種のプラスミドを構築した。これらのプラスミドを用いてタバコの形質転換を行った結果、El2Ωプロモーターを結合したN蛋白質遺伝子を導入したタバコは、TSWVに強い抵抗性を示した。タバコで良好な結果の得られたプラスミドのピーマンへの導入を試みた結果、カナマイシン耐性及びPCR-サザン法により選抜したピーマンの再分化個体から、ゲノミックサザン法で目的遺伝子は検出されなかった。また、ELISA法でN蛋白質は検出されなかった。これらピーマンの自殖後代は、TSWV抵抗性を示さなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 たばこ 抵抗性 抵抗性検定 なす ピーマン 防除 |