課題名 | 青果物の簡易品質評価技術の開発(77) |
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課題番号 | 1997000205 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
プロチーム・プロ4 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | L-アスコルビン酸(L-ASA)の簡易分析法(RQフレックス)は、高速液クロ法による定量値と高い相関があり、青果物中の定量法として適応可能であった。L-ASAは電気化学検出器により特異的かつ高感度に検出可能(1pg/注入量)であり、抽出液そのままでも定量できた。青果物の貯蔵(25℃)に伴い、その抽出液のL-ASA含量は徐々に減少し酸化還元電位も低下したが、青果物個々のバラツキが大きいため任意の一個の定量値や測定値だけではその品質(貯蔵履歴)判定は難しいと判断した。また、青果物の外観(切断面等)の赤外線像、紫外線像、蛍光発光像、それぞれの画像処理では、貯蔵に伴う変化は捉えられなかった。この成果は「野菜の簡易品質評価技術の開発」に引き継ぐ予定である。 |
カテゴリ | 画像処理 評価法 |