課題名 | ゴマの強抗酸化性系統の開発(54) |
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課題番号 | 1997000231 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
作物開発・資源作育研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | ごまの種子中抗酸化生成分(セサミン・セサモリン)の濃度が高く、農業形質に優れる系統育成のため、8年度は1)同成分濃度の固定度の推移、2)成分の蓄積過程、3)有望系統の選抜・戻し交配による早生・大粒化を図った。その結果、1)種子中抗酸化性成分の系統内変動係数はF3世代では20%前後であった。さらに選抜と無選抜の後代比較では、選抜による成分濃度の向上が認められ、その向上幅は育種世代の早い方が大きいことが明らかになった。2)開花後10日目までのごく初期の成分濃度は単純増加ではなくS字曲線を示した。3)F5世代の圃場選抜と成分分析等により、有望系統を選抜した。戻し交配は50組合せ行い交配種子を得た。 |
カテゴリ | 育種 ごま 需要拡大 品種 |