課題名 | 企業型野菜作経営の経営戦略(287) |
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課題番号 | 1997000266 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
経営管理・園芸経営研 |
研究期間 | 継H07~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 8年度は、年間販売金額1億円以上の3戸の企業型施設園芸経営の経営調査を行い、それぞれの経営戦略の特徴を整理したうえで、経営間の比較検討を行い戦略と成長性の関係についても検討した。A経営(農事組合法人2号)は水耕・ガラス室(46,060■)でミツバが主幹品目、B経営(個人経営)は、土耕・ガラス室(10,000■)で大葉が主幹品目、C経営(有限会社)は、雨よけハウス(16,000■)でほうれんそうが主幹品目である。3経営の戦略に共通するのは、製品・市場を市場規模の小さなマーケットに絞るか、製品差別化を行いながら特定チャネルに絞り込むことにより、市場競争力を高めていることである。しかし、今後の発展方向(成長ベクトル)は、それぞれの経営資源と市場環境により異なる。経営戦略と成長性(販売金額の増加率)の間に特定の関係は見いだしがたい。 |
カテゴリ | 経営管理 施設園芸 ほうれんそう みつば |