| 課題名 |
双頭型酵素阻害蛋白質の導入による虫害抵抗性稲の作出(70) |
| 課題番号 |
1997003940 |
| 研究機関名 |
食品総合研究所(食総研)
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| 研究分担 |
素材利用・穀類特性研(生物研北陸農試)
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| 研究期間 |
完H06~H08 |
| 年度 |
1997 |
| 摘要 |
本研究の目的は、穀類種子に含まれる酵素阻害タンパク質遺伝子を水稲に導入することによって虫害抵抗性稲を作出することである。各種の酵素阻害タンパク質のうち、米糠トリプシンインヒビター(RBTI)は、トリプシン以外に貯穀害虫であるコクヌストモドキのアミラーゼをも阻害することを明らかにした。米糠ズブチリシンインヒビター(RASI)もコクヌストモドキおよびニカメイチュウのアミラーゼを阻害することを見いだし、タンパク質構造と相同性の高い遺伝子断片をPCR法によって増幅したが、ベクターを導入した大腸菌の増殖が妨げられた。RASIと相同性の高い大麦アミラーゼズブチリシンインヒビター(BASI)の遺伝子をネオマイシン抵抗性・ハイグロマイシン抵抗性遺伝子、35Sプロモーターとともに組み込んだベクターを構築し、日本晴の胚盤カルスにアグロバクテリウム法で組み込んで8株の形質転換稲を作出した。これらを栽培して得られた米粒からDNAを抽出し、サザン分析によって検定した結果、これらの個体にはBASI遺伝子が組み込まれており、それぞれ100粒程度の穀粒が得られた。
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| カテゴリ |
大麦
害虫
加工
水稲
抵抗性
抵抗性遺伝子
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