課題名 | 農産物におけるフモニシンの汚染実態解明(118) |
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課題番号 | 1997003982 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
流通保全・微トキ制研 |
研究期間 | 完H05~H07 |
年度 | 1997 |
摘要 | ウマの白質脳症を起こすとして知られているフモニシンについて、分析法の検討を行った。OPA試薬で誘導体化した場合にはフモニシンで0.1ngまで定量的に検出できた。DBD-F試薬を用いた場合には、5ngまで検出できる。後者の方が誘導体が安定であり、何度でも分析できる利点がある。各地の試験場などから採取したトウモロコシ中のフモニシンを分析した結果、北海道中央部の試料8点中1点、北海道西部の試料5点中4点、筑波地域の試料5点中1点、九州南部のトウモロコシ生産現場からの試料10点中8点からフモニシンが検出された。フモニシンに汚染された試料を用いてドライミリングを行ったところ、フモニシンB1は87%、B2は88%が非可食部に移行することがわかった。 |
カテゴリ | 馬 加工 コスト とうもろこし |